1995年、阪神・淡路大震災で、多くの住宅が倒壊するなどの被害が出たことにより、地盤の強化や地盤沈下修正に注目が集まりました。そしてそれにより、多くの地盤沈下調整工事を扱う業者が誕生しました。
しかし新しく誕生した業者の一部では、建物が地盤に掛ける重量を計算できず、ただ太い鋼管杭を打ち込んで高い工事費を請求するというケースも発生しています。2004年の新潟中越地震後には、被害を受けた多くの家屋で地盤沈下修正が行われましたが、その後の2007年の新潟県中越沖地震では、地盤に液状化現状が起こり、結果的に再工事が必要になった例があると聞いています。
私たち地盤沈下対策協会は、明治創業などの豊富な経験を誇る『地盤沈下修正・曳家工事』のプロフェッショナルが集まった協会です。
地盤沈下調整には“豊富な経験”はもちろん、“技術力”(一歩先行く技術)・“機動力”(全国展開での素早い対応)・“機械力”(新しい機材開発)が必要です。
また、自然環境への配慮や、確かな技術力による工期の短縮および工事費の大幅な削減を可能にしたことで、沈下修正実績では全国NO.1のご支持をいただいております。
このような土地に建築物が構築されると地耐力を超えて荷重がかかるので地盤沈下が起こることがあります。
地盤沈下調整には様々な方法がありますが、地盤沈下対策協会では、『耐久性を保証できる』と確信した工法しか施工していません。そして耐久性に自信があるからこそ10年の保証をお付けしているのです。
地盤沈下対策協会で保証している工法なら、新築時における柱状基礎に代わる工法として、そしてもちろん地盤沈下調整、地震対策にと大きな効果を発揮することが可能です。
鋼管杭圧入工法(アンダーピニング工法)とは、文字通り地盤に鋼管杭を打ち込んで、土と鋼管との間の摩擦力によって沈下修正を行い、その後の沈下を食い止める工法です。
一般的には基礎部分に穴を開けるなどの工程が必要なため、施工後の強度が落ちてしまっていました。しかし、地盤沈下対策協会・会員企業は、建物を傷つけずに持ち上げて移動する“曳家”の技術を持っていますので、耐震性が落ちることはありません。
鋼管杭は、他の業者が1箇所に1本太い杭を打ち込んでいるのに対し、協会では1箇所に付き4本、やや細いタイプの杭を推奨しています。
太いほうが丈夫ではないか?と思われるかもしれませんが、地震が発生した際には1本で支えるよりも、4本が面で支えるほうが強いのです。
協会会員企業は、鋼管杭圧入工法でも多くの実績があります。
しかし鋼管杭圧入工法は、沈下修正の精度は高いのですが、地盤自体を改良しているわけではないので、地震の規模によっては影響を受けやすくなります。
また、鋼管杭圧入工法は、基礎の下を掘らないといけません。
通常、掘り返した土を再度埋めようとしても、空気を含んだり、土中時の圧力が解放されて、元の土をすべて埋め戻すことができません。その分だけ土中に隙間(空隙)ができるので、杭のない箇所が再沈下します。
対処方法としては、土壌改良するしかないのですが、研究を重ね、沈下修正対策分野において画期的なダブルロック工法を開発、鋼管杭圧入工法(アンダーピニング工法)と液材注入工法の優れた性質を両立させました。
すでに鋼管杭で地盤沈下修正済の建物や、地震などで軟弱な地盤が心配だという場合には、ダブルロック工法と鋼管杭圧入工法の組み合わせをおすすめします。
地盤沈下対策協会には豊富な実績があります。これまで様々な工法を実際に施工してきた確かな経験から、現地の諸条件やご予算に合った工法を提案させていただきます。
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